2015年5月7日木曜日

6. ヘビイチゴで薬づくり

雨がしとしと降る肌寒い日でしたが、合羽と雨靴を履いて無敵になった子ども達は雨など気にせずトコトコ。
道端に目を凝らすと、緑の草の中に赤いツブツブがいくつも顔を出していました。



その正体はヘビイチゴ!!
食べられないけど、焼酎に漬ければ虫刺されやすり傷などの特効薬になります。
ということで、今日はヘビイチゴの薬づくりをしました。



イチゴが大好きでこの日のおやつもイチゴのふくれ菓子、というS君は「ヘビイチゴを採ろうか~」と声をかける前に早くも赤いツブツブにさっと手を伸ばし、「イチゴー」と言いながらニコニコと嬉しそうに摘んでいました。思わず口に入れちゃったりも!?

腰を下ろし視線を落とすと、歩いている時には気がつかなかったものが見えてきます。
この日出会ったのは、生まれて間もないバッタの子ども達。ちっちゃくてもいっちょまえにピョンピョン飛び跳ねていました。柔らかそうな透き通った薄い緑色の体はちょっと触ったらこわれちゃいそう。でもお母さんがそーっと手に乗せて子ども達に見せると、2人ともじーっと見つめていました。
バッタの子ども達も森のようちえんをしていたのかな?

お腹の虫が鳴くと同時に12時のサイレンが鳴ったので、たくさん摘んだヘビイチゴを持っておうちの中へ。お腹がすいていたのか、S君はカレーライスを手づかみで口の中に押し込む見事な食べっぷり☆

お昼ご飯のあとは、ヘビイチゴの種を取ってビンの中へ入れ、焼酎を注いで薬づくり完了!
半日ほどでヘビイチゴの赤色が落ちて白くなり、それから2週間ほど漬ければ薬として使えます。

虫が元気になるこれからの季節の外遊びには、この薬を常備したいものです♪





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