森のようちえん　つのかざんこ: 4月 2015

2015年4月30日木曜日

3. 雷雨の後のてくてく

夜中から昼前まで雷雲が停滞し、朝には２～３回落雷。
なので、雷が落ち着いた午後に私達親子２人だけでお散歩してきました。

まずは畑の見回り隊。キュウリはレース、ピーマンはピンピン、トマトはへにゃり、ブルーベリーは花が終わりちょっと大人な顔。恵みの雨の後は日差しが欲しいところ。雨続きに負けずグングン大きくなってね！

子どものリクエストにより、専属きこりが拓いてくれた道を通ってコッコちゃんのいる山の家へ～。

果樹畑に差し掛かると、タケノコー！と叫びながら走り出し

ペキッと折って皮をむく　むくだけむいたら後は「はい、食べて～」

果樹の下にはかわいらしいヘビイチゴ　

今度これを焼酎に漬けて虫刺されの薬にしようと思います

ちょっと急な竹薮をえっちらおっちら

雨が強く降っても竹薮の中は霧雨程度で気持ちがいい！

コッコちゃん発見☆

土手で滑っても笑うお年頃♪

「見て、これ木みた～い。ツブツブが玄米みたいだけどね。」

小雨になってかぶっていたフードを取ると　「風が気持ちいいの。雨もね！」

家の中にいると少し憂鬱になる雨も、一歩外に出ると本当に気持ちがよくて、不思議と心がスッキリ晴れやか。

子どもは「雨だから･･･」なんてことは考えず、ただただその時目の前にある面白いことに夢中になって、走って滑って濡れて笑って。

それが私を清々しい気持ちにさせてくれたのかな。

植物にとっても人にとっても恵みの雨なのでした。

次回は５月５日（火）　こどもの日ですね♪

参加お待ちしています！

2015年4月23日木曜日

2. コンニャク作り

今日はビジターさん含め計３組でのんびり穏やかに遊びました。

メインは前回の活動中に頂いたコンニャク芋を使ってのコンニャク作り！先生は近所に住む手づくり名人のテルちゃん、御年82歳。

テルちゃんから作り方のコツとおあばちゃんの知恵袋を伝授

灰汁取り監督

食への関心が高いお母さんはテルちゃんに次々に質問を繰り出し、すっかり講習会のようになった午前中でしたが、コンニャクを煮ている間に子ども達は林間ブランコで遊んだり、コッコちゃんに会いに行ったり思い思いに楽しく過ごしました。

誰かの「お腹すいた～」の声が伝染し満場一致で腹ペコになったところで
、梅の木の下で青空ランチ☆
両手におにぎりを持ちながらも、お母さんのおにぎりをおねだりして「あ～ん」してもらう子、ひたすら好物の筍のピクルスをつまむ子、お母さん手づくりのビスケットが食べたくて食べたくてお弁当に気がいかない子。食べ物に向かう気持ちがそれぞれに表れていて面白かったです。

そして、出来上がったばかりのコンニャクがお刺身で登場～！醤油をかけると子ども達の手も止まらない美味しさ♪

「てんとうむし～！飛んでっちゃったぁ」

遊んで食べておっぱい飲んで寝て

コンニャク芋＋灰＋時間＝コンニャク　
レシピにはそう書いてあっても、人から教わって作るのはまた違います。
灰は広葉樹のものに限る、灰汁の取り方のコツ、芋の摺り具合、ミキサーの無い時代のやり方などなど。摘み草の食べ方のおまけ話もついてきたり♪
新しい料理も好きだけど、故を温めることで新を知り楽しめるということを、子ども達にも伝えていきたいです。