2016年12月26日月曜日

86. お餅つき

今年もお餅つきで一年を締めくくりました。子ども14人大人13人の合計27人が集まり、始まる前から笑いが絶えずなんとも賑やか!
今回は大分で自然栽培米を作っているお兄さんの緑米と仲間が提供してくれた黒米、合わせて10升分。子ども達は張り切って杵を握り、お母さんと一緒に真剣な顔でついていました。

あんこ餅、大根醤油餅、持ち寄りの具材で作ったお味噌汁、仲間が差し入れてくれた豆乳ぜんざい、シフォンケーキ、屋久島のポンカン。
美味しいものがズバッ!と並び、喋って丸めて頬張って、なかなか忙しいお母さん達なのでした。

11ヶ月のヒカル君を背負って杵を振るお母さん



エンジ君「小学校は5歳からだよ」ユカリちゃん「違うよ!7歳からだよ!」
お餅片手に大真面目な議論の真っ最中
生後20日のヨウタ君。産後、お母さんから離れがたい兄・クウヤ君
を森のようちえんに連れていくために家族総出で参加してくれました。
「あんこ餅〜」笑いも手も止まらないリオ君


お腹が満たされた子ども達はパーっと散っていき、ハンモックや土手、庭など思い思いの場所で好きなことをして遊んでいました。今日はお母さんを呼ぶ声がほとんど聞かれず、子ども達だけの遊びが展開されていました。
そのうちに、補助輪付きの自転車を水たまりの上に置き、その上で漕ぐと泥水が後ろにピューっと飛ぶことを6歳のカイト君が発見。これは楽しい!ということでいつのまにか行列のできる「泥水はね飛ばしアトラクション」ができていました。
ひとしきり遊んだ後でカイト君がまた自転車に跨りながら
「これやると、背中が濡れるんだよねぇ〜」
と。今更〜!?とお母さん達はしっかり笑わせてもらいました。

そこにやってきた一台の車。降りてきたのは・・・
子ども達のヒーローひょっとこさん!
今年は特に色々なイベントに引っ張りだこだったひょっとこさんが、森のようちえんにも来てくれました〜!「森のようちえん つのかざんこ」と書いた段ボールでヒッチハイクをして来てくれた、そうです。
ひょっとこさんの正体は、ご存知の通りクウヤ君のお父さん♪長距離移動の後のひと踊り、本当にありがとうございました〜!












自らひょっとこさんにさらわれたがるユイナちゃん

料理が得意で手の早いお母さん達のおかげで13時過ぎにはつき終わりました。それも黒一点で準備から餅つき、片付けまで一手に引き受けてくれた夫・きこりさんのおかげでもあることはみんながよく知ってます!本当にありがとう!

一年の締めくくりが子ども達の笑顔で溢れていたこと、そして子ども達だけの遊び空間ができていたことが何より嬉しかったです。
今年もたくさんの方達に支えられ、子ども達から学ばせてもらい、素晴らしい経験をさせてもらうことができました。本当にありがとうございました。
そしてこのブログを読んでいただいている方からの「読んでるよー」の一言に励まされ、半ば執念で書いてきました。拙い文章ですが読んでいただきありがとうございました。

更に来年は、市内で活動されているNPO団体のご協力を得て、子ども達が遊んでいる間お母さん達にわらじ作りなどの手仕事を楽しんでもらう時間を設けたいと考えています。
やりたいことを一つずつ味わい楽しんでいきたいと思います。