2016年4月28日木曜日

43. カッパ姿からスッパダカ♪

小雨の日。1ヶ月ぶりの開催でした。
カキの木もリンゴの木もアジサイも、どの葉っぱも新緑が鮮やかで瑞々しい季節です。

今日は霧雨、本降り、曇りと忙しい天気でしたが、初参加の3人を含む計11人の賑やかな1日になりました☆でも久しぶりだったせいかみんな大人しく、
「お散歩行こうか~」
と誘ってもなかなか動き出さず。
それでも、ユイナちゃんのお母さんが
「あれ!?カエルの声が聞こえるよー」
と言うと生き物好きのユイナちゃんは
「カエルどこー?」
とソワソワ。
ということで、カエルを探しに歩き始めました。


でもお目当てのカエルはどこにも見つからず、その代わりにみんなの足元にヘビイチゴを発見!!
みんな無心に採っていました。たくさんあるのに取り合いまで勃発。
ツグミちゃんは仲良しのユイナちゃんが持っているヘビイチゴが欲しかったのか、はたまた羨ましかったのか、手の平の上の実を掴んでつぶしてしまいました。ユイナちゃんは
「ユイナのイチゴォー!!」
と泣き叫び、ツグミちゃんは、しまった!と思ったのか新しいヘビイチゴを探してユイナちゃんに渡そうとしていました。
自分がしてしまったことに気がつき、更にどうしたらいいかをちゃんと考えてるんですね。
それにしても、こういう実ものって本当に子どもを引きつけます。






1日預かりの2歳のエンジ君は、お母さんがいなくても泣きもせず、みんなから離れて1人で黙々と遊んでいました。
初参加の1歳のリツキ君はまだ歩けないけど、しっとりと濡れた林の上を裸足で立ち、みんながヘビイチゴに夢中になっている様子をじっと見つめていました。








雨風が強くなり体が冷えてきたので、すぐ近くの公民館へ。
3ヶ月の時から毎回来ているヒヅキ君は6ヶ月になり、畳の上で新技のズリバイを披露してくれました☆


色とりどりのお弁当♪
家だどなかなか自分で食べないというクウヤ君。今日はお母さんから離れて、子ども達だけで食べていましたが、いつのまにか完食!
1人で来ているエンジ君も友達と一緒に食べて、完食!
やっぱり友達と食べるご飯は格別ですね。




雨が上がったので外へ出ると、太陽さんさん!急に気温が上がったので、カッパを脱ぎ、Tシャツを脱ぎ、タンクトップ姿の子がチラホラ。




午前中は1人で遊んでいたエンジ君もいつの間にか友達に混じっていました。
言葉を交わすわけではありませんでしたが、顔を見合ってニコニコしたり見つめあったり。子どもの世界には色々なコミュニケーションの方法があるんでしょうね。



先月からみんなお気に入りの山道。
上り坂を走る、走る、走る!!
と思ったら走って下りてまた上る!
部活の地獄ダッシュを思い出しました。後のことを考えてしまう大人にはできないことですね。





14:00頃には雲が晴れて、高千穂の峰の肩までがくっきりと見えていました。


そして、ツグミちゃんも快晴のようなこの笑顔☆


水が溜まった田んぼに足を踏み入れ、
「濡れた~」
と言って道端で脱ぎだしたツグミちゃん。開放感が気持ちよかったのか、しばらくこのままでした。


初参加の3歳のコウシ君。
それまではお母さんの周りで静かに遊んでいましたが、帰りの時間間際になって本領発揮!
突然脱ぎだしスッパダカで恐る恐る田んぼの中へ。
クウヤ君もいつの間にかスッポンポン!


みんなが帰ったのも気づかないほど泥んこ遊びに夢中なコウシ君。
寝そべり、飛び込み、最高の笑顔を見せてくれました☆
泥団子を作って
「イシナゴー!(※おいしいだんごー!)」
と叫んで土手から田んぼに飛び込む。
ひたすらその繰り返しで、お母さんは
「お百度参りみたい・・・」と。
そして
「こういうことさせたかったんですよ~」
と、とても嬉しそうにコウシ君の笑顔を眺めていました。
気がつけば、田んぼに入って1時間が経過。

初めて田んぼに入って1人でこれだけ遊べるなんて大したものです。



そんなコウシ君の様子を隣で見ていた3歳のユカリちゃん。
普段はまずやらないけど、コウシ君があまりにも楽しそうなので入ってみたくなったのか、雨靴を脱いで1歩、2歩・・・。
今度はズボンとパンツを脱いで2歩、3歩・・・


で、結局全部脱いじゃいました~!


ケタケタ笑いながら走ったり、わざと転んでみたり、寝そべってバタ足をしてみたり。
2人とも泥にまみれた最高の笑顔で、田植え前の田んぼを味わいつくしていました。


次回は5月9日(月)です。
5月からは週に3回(月・水・金)開催します。