2016年1月28日木曜日

34. 鴨さんに会いに

今日は女の子3人に男の子1人という、森のようちえん始まって以来の女子多数のメンバー構成でした!

一番に到着したユイナちゃん。少し離れた駐車場で車から降りた後、嬉しくて嬉しくて、うちまで勢い欲走ってきたら、途中で2回転んでおでこに大きなたんこぶができちゃいました。大泣きした後に抱っこされて落ち着いたら、早速山道上り。

でも、足が滑って立ち往生してるいるところにツグミちゃんが来て先に進んでしまうと、
「できなーい!できなーい!」
と泣き叫んで嗚咽。ユカリちゃんが様子を見に行っても、私が声をかけても泣き叫ぶばかり。
それでも、お母さんに助けてもらいながらも自分の足で下りてきたユイナちゃんに、
「カモさん見に行く?」
と聞くと、生き物が大好きなユイナちゃんは
「行くー!カモさんとこ行くー!」
と目をキラキラさせていました。



ツグミちゃんが見つけたカマキリの卵。中にいるのかなぁ?


ということで、今日は近くの田んぼでお米作りのお手伝いをしているアイガモに会いにお散歩に出かけました。


走る、走る、ひた走る。急いでるわけじゃないけど、子どもはなぜかいつも走っています。
橋の上では顔を突き出して
「滝があるー」(クウヤくん)
「オタマジャクシがいるよ」(ユカリちゃん)





1kmほど歩いていくと、アイガモを飼っている推定年齢90歳のヨシユキさん親子が炭焼をしているところに通りかかりました。
途中で棒を拾ってきたクウヤくんとユイナちゃんが
「これでカモさんを釣るのー」
と話しかけると
「それで釣るんか!?エサは持ってきたんか?」
とヨシユキさん。
「エサ、無いー・・・」
と急に不安になったユイナちゃんに
「まぁそれで釣ってこい!アタイが食わせてやるから」
といたずらっぽく笑ったヨシユキさんでした。







やっとアイガモとご対面。柵につかまり、みんな釘付け!アイガモは小屋の中でビクビク・・・。
ずーっとお腹すいたコールをしていたユカリちゃんの空腹が限界に達したところで、アイガモさんと別れてお弁当にしました。












お弁当の後もやっぱりアイガモ

炭焼をしているヨシユキさん親子



通りすがりの猫を追いかけてユイナちゃんとツグミちゃんがタターっと走って行き、空き家の中へ。ワクワクが止まらない2人は、裏口から田んぼへ降りたり、庭の植え込みを散策したり。クウヤ君とユカリちゃんもやってきて、皆でリュノヒゲの実を集めだした。





ワクワクが止まらない2人は、裏口から田んぼへ降りたり、庭の植え込みを散策したり。







クウヤ君とユカリちゃんもやってきて、道の上でゴロンと横たわり、そのままほふく前進・・・。


しならくすると、ツグミちゃんが持っていた棒をクウヤ君が取り上げ、ツグミちゃんが悔し泣き。
それを見たユイナちゃんが持っていたみかんの葉っぱを1枚渡しましたが、まだ気が治まらないツグミちゃんは泣き続けました。
そこでクウヤ君、
「僕が取ってくる」
と空き家の中に走りました!
「あったよー!」
と走ってきたクウヤ君の手にはミカンの葉っぱ。
その頃にはツグミちゃんの気も治まって落ち着いていました。





今度は皆でお庭でリュウノヒゲの実を集めました。青と緑のグラデーションがきれいで、みんなすっかり心を奪われ、気がつけば2時間近くも空き家で遊んでいました。


なかなか帰る気配が無かったのですが
「焼き芋食べる~?」
の一言で、皆夢の世界から戻ってきて、またもと来た道を帰りました。




燃料切れのユカリちゃんはあと一歩のところで何度も道に倒れこみ、五体投地。
なんとか家に這い上がって、皆で焼き芋と干し芋を頂きました☆

今日のヒヅキ君♪時々目を開けては皆の様子をじっと見つめていました。