2016年5月11日水曜日

44. 水に始まり水に終わる

昨日は台風並の暴風雨で嵐のような1日でしたが、今日はパッと晴れて清々しい日になりました。
集まったのは7ヶ月から3歳までの7人。


車から降りて早速ヘビイチゴ探しを始めたコウシ君ハナちゃん兄妹。
お座りができるようになったヒヅキ君は、みんなの様子を見つめながら手当たり次第に草をちぎっては口に入れてムシャムシャ。



3歳のユイナちゃんとツグミちゃんは地面にしゃがみこんで蟻探し。


近くにいるアイガモの小屋まで散歩に行くことになり歩き始めると、田んぼの脇から水が流れ出ていました。小さい頃から水が大好きなクウヤ君は吸い寄せられるようにそこへ行き、ひたすら水浴び。そのうちにユイナちゃんもツグミちゃんもコウシ君も来て、そしていつの間にかスッパダカに!

もうすぐ4歳のゆかりちゃんは、いつのまにか1歳半のハナちゃんの腕をつかんで、お姉ちゃん役に徹していました。






空き地に生えてたとっても小さなカラスノエンドウ。サヤを開け、中に入っていたちっちゃなちっちゃなグリーンピースを口に入れたツグミちゃん
「甘~い!」
と叫んでニコニコ。


相変わらずハナちゃんの手を握り続けるユカリちゃん。ちょっと歩いてはしゃがんで石を拾うハナちゃんに合わせて、屈伸運動のように立ったり座ったり・・・・。靴が脱げれば履かせてあげる、そんなユカリちゃんにハナちゃんは石をプレゼント。
ありがとう、と貰いつつもユカリちゃんの表情には
(みんながどんどん先に行っちゃう)
(ここは車が来るから早く田んぼに行きたい)
といった焦りと不安が表れ、しきりにキョロキョロして周りの状況を見たり、半ば引っ張るように手を引いたりして、自然と顔つきはキリッ!でもみんなに追いついた時の安堵の表情には達成感が満ちていました、。

どうしてそんなに緊張してまでハナちゃんと一緒にいたのか知りたくて
「どうしてハナちゃんの手をひいてたの?」
と聞いたら
「だって好きなんだもん」
と。
小さい子が好きだから一緒にいたいけど、みんなと離れちゃうし、靴は脱げるし、車が来て危ないし、とたくさんの葛藤や不安がないまぜになって固い表情になっていたようです。

笑顔は心が解放されている時。
真剣な眼差しは心が大きく動いている時。
それを繰り返して心が豊かになっていくのかな。



コウシ君は梅拾いに夢中。
クウヤ君は水遊びで濡れた服を木の棒にかけてもらい、それを幟のように振りながら歩いていました。

















ユイナちゃんのお母さんが葉っぱで音を出す遊びを教えてくれましたが、みんなの小さな手ではなかなかいい音が出ず、一層みんなは熱中していました。










アイガモを飼っているおじさんのおうちの前に水路を見つけたコウシ君兄妹。葉っぱやお花を流して遊んでいるうちに、みんなも集まってきて・・・



やっぱり脱いじゃいました~、ツグミちゃん♪本当によく裸になること!


昨日の大雨でできた幅15cmほどの水路だけで実に小1時間も遊んでいました。
それも、お互いに言葉を交わすわけでもなく、それぞれが実験でもしているかのように黙々と熱中していて、見事な集中力でした。
















今日から月・水・金の週三日開催になりました。子ども同士の関わりが濃くなっていく中で、今後一人ひとりがどのように変化していくのかが楽しみです☆

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