2015年9月25日金曜日

20. 晩夏の日差しと秋の風

9月最終回の今回は、4組8人の子ども達が集まりました。

朝はどんより曇っていたけど、ようちえんが始まる頃には日差しがジリジリ、風はキリっと爽やか。

初めて参加する子も何人かいて、最初こそ様子を窺っていたものの、みんなが揃ってしばらくすると「今日は何する?」と聞く間もなく、男の子達は虫取り網を持って外へ飛び出していきました。

エンちゃんの靴を履かせて準備している間にも、5歳のカシム君の虫かごには早くも住人がいっぱい!コオロギ、ショウリョウバッタ、そして見たことのない、何とも鮮やかな幼虫も。一体どんなチョウチョになるのかな?


作った笹舟にお花を乗せて用水路へ
果樹園でカエルを追いかけ
用水路ではジャンプに失敗してジャバン!
5歳のリョウスケ君は初めてバッタに触れて誇らしげ




のど渇いた~!お腹すいた~!の声でお弁当を広げました。
テーブルの上にはたくさんのお弁当と虫かごがドン!
お弁当を食べながら虫を眺めながめて虫談義♪ 

 お昼ご飯の後はお隣さんちの石垣でジャンプ大会!
虫取り網を釣り竿に見立てて魚釣りごっこ♪
石垣でたっぷり2時間は遊びました。

ソバの白い花が爽やかな秋を演出。
ひとしきり遊んだあとは図鑑と捕ってきた虫とを見比べながら、あれでもないこれでもない。
外では1歳のエンちゃんと3歳のユカリちゃんが水たまりに指を入れてケタケタケタ~!
初参加のお母さんは
「本当に楽しかったです~!!子ども達がどうやって外で遊ぶのか想像できなかったけど、自分で遊びを作り出していけるなんて、やっぱりすごいですねぇ、子どもって。」
と感心しきり。
最初は緊張していたカシム君とコマチちゃんも帰る時には車の窓から身を乗り出し、大きな笑顔で
「またね~!!」
と元気よく手を振ってくれました。


2015年9月3日木曜日

19. 秋を感じる9月の日

男の子率の高い森のようちえんが、今日は珍しく女の子3人に男の子1人。
こんなに穏やかな過ごし方は初めてで、楽しんでいるのかなぁ・・・・と内心気になっていましたが、
にじみ絵では色が重なり変化していく様子に目を輝かせ、



小麦粉粘土では黙々と名も無い作品を作っては壊しの繰り返しで、お腹がすいた子は食べちゃったりも。今回はウコンの黄色とココアの茶色、プレーンの白の3色で遊びました。

年を重ねると作るものに意味を持たせるようになりますが、3歳前後の子どもはただただ形が変化していく様を見て楽しんだり、叩きつけたり、ヒカヒカになるまで握り続けていたりと粘土の扱い方も様々。でもみんなすごい集中力で、お昼の時間になっても真剣な目でコネコネしていました。
まだ言葉にできない思いや吐き出したい気持ちを粘土にこめているのでしょうか。

つい「これは何?」などと聞いてしまいますが、そんな無粋な質問への答えはたいてい
 「・・・粘土」
 「丸」
 「・・・・」
何でそんなこと聞くの?という視線に気がつき、思わずゴメンナサイ。見守るということができない困った親です・・・。






















誰かのお腹すいたー!の声でお昼ご飯を広げることに。「美味しい~!」と何度も叫びながらピョンピョン小躍りしながらお昼ご飯を楽しんでいました。
食べても食べてもまだ足りない1歳のリコちゃんに、3歳のお姉ちゃん達はおにぎりや海苔を分けてあげていました。
いつもの、奪い合いの多いサバイバルなお昼ご飯とは打って変わって、実に平和なひとときと相成りました。

ご飯の後は雨も上がったので、林の中のブランコまでお散歩。
最近靴を吐き出したというリコちゃんは、ヨロヨロしながらもしっかりと足で踏ん張ってデコボコ道を歩いていき、途中のぬかるみに魅せられ両手をベチョ!!
泥んこが好きなんだね~。今度は畑で思いっきり泥んこ遊びしようね☆

3歳のマナちゃんはユカリに案内されて木にかけてあるブランコへ。枝のしなりと長いロープのおかげでゆったりとした揺れがとても心地よく、空を仰ぎ見ながら揺られていました。

竹林を風が通り抜ける度に汗がスーッとひき、心なしか秋が感じられました。
































お散歩の後は家の中の竹ティピでおしゃべり、かくれんぼ。
















お昼時間を過ぎて眠たくなってきたリコちゃんに合わせて、今日はこれでお開き~。