2015年7月23日木曜日

15. ちびっこライダー!

梅雨明け宣言後も大雨続きな都城。
前日までどしゃぶりで悩みつつも開催を決定したら、集合時間前にピタッと雨が止んでくれました。そして今回は急遽、2回目となる「馬のようちえん」を開催~!

4組4人の子ども達が集まりました。
雨に備えて雨具や絵本、お絵描きセットを一抱え持って行ったけれど、雨が上がってくれた上に、子ども達が馬の姿を見てじっとしていられるはずはありません♪
アオ君の「あっ!馬だぁー!」
の声を合図に外へ出て行き、広~い広~い草の上を思いっきり走っていく子ども達。

「馬、見に行く?」
に声で更に元気いっぱい走っていく子ども達。
怖い・・・と言いつつも勇気を出して触ってみる子。
何度も見てるし乗ってるけど、やっぱり怖くてお母さんに抱っこされる子。
怖がってるのか平気なのか、ニコニコしながら馬の前をチョコチョコ走り回る子。
生まれて初めて馬を見て、泣き出しちゃう午年の1歳の子。
みんなちょっとドキドキな馬との遭遇だったけど、なかなか馬から離れようとせず、じっと馬の様子を見つめていました。

馬って、大きいから触るのには勇気がいるよね!でも、一度触っちゃえばなんだか温かくて、まだ見ていたい、ってなるよね♪


牧場には馬がたくさんいるけど、他の動物や昆虫達もたっくさんいるんです~。
それは、馬のウンチがあるから!そこに集まってくるコガネムシみたいなキラキラした甲虫、セルリアンブルーがキレイなチョウチョ。そしてコロコロウンチが置き土産の鹿に牧場で飼われているコーギーのラブとトト。















そしてそして、オーナーさんのご好意で今日だけ特別に、馬に乗せてもらうことに~!!それを聞いた子ども達、目がキラ~ン!と輝いて、もういてもたってもいられない~!!そわそわドキドキ。

4人中3人は初めて馬にのる子達。なのに、4歳の子と2歳半の子は一人で馬に跨り、余裕の表情で手まで振って堂々としたライダーっぷり☆大したものです!
一人では乗れない子もお母さんの前に座ってニコニコしながら揺られたり、乗りながら首に触って「気持ちいい~」と言ったり。
牧場のオーナーさんのおかげで、馬と良い出会いができました。ありがたいです。















その後は風が吹き抜けるデッキでお昼ご飯♪目の前に広がる芝生で、時々馬がゴロンとねっころがったり、連れ立って走ったり、なんとも和やかなランチタイムでした。











お昼ご飯を食べて散策していると、牧場のスタッフさんが馬小屋のお掃除をしているのに出くわし、いつもチョコチョコと走り回っている男の子2人が、何故かその時はじっとそばで眺めていました。
好奇心旺盛なその後姿が愛らしくもあり頼もしくもあり。
今度来た時は、みんなで馬小屋のお掃除をしようかな♪

2015年7月16日木曜日

14. 夏到来☆

例年の3倍近くの雨が降った南九州の6月。
森のようちえんもしっかり雨負けして、気がつけばまるっと1ヶ月お休みしていました。

1ヶ月ぶりに会う子もいて、髪を切って男の子らしくなった子、一回り大きくなった子、照れ屋に磨きがかかった子、よくおしゃべりするようになった子・・・それぞれの成長ぶりが見られて嬉しかったです☆

今回は地域の方のご好意により近くの公民館をお借りしたので、森のようちえん常連さんもなんだか緊張気味で、玄関を入るなり正座して神妙な顔。
持っていった絵本「うんちレストラン」「どんぐりノート」を読むも硬い表情はゆるまず。
緊張をほぐすには外遊びだー!
ということで、夏の子どもの標準装備「虫カゴと「虫捕り網」を持ってお散歩へ出かけました。






高千穂峰がちょこんと見える田んぼの道を行くと、草刈中のおばあさんが。
その先には、合鴨農法でお米を作っている90歳のおじいさんとその息子さん。
子どもといえば3歳児が2人だけ・・・の集落だから、みんな子どもを見るだけでホクホク顔♪
きっと、何かお祭りでもあるのかしら、と思ったことでしょう。

お母さん達は合鴨農法に興味津々。
子ども達は42羽の鴨に興味津々!!
 黒いのもいるし茶色いのもいるね~。
 あっちは緑色のくちばしだよ!
 なんか、はげてる~!
 かまれたらいたいかなぁ?

4月には10cmほどだった鴨も今ではすっかり大人になって、除草の戦力に!
私には鴨と子ども達が重なって見えて仕方ありませんでした~。




鴨にバイバイした後は2手に分かれ、虫ハンター達は山に続く道へ、お腹のすいた女子達は少しでもお弁当の近くに、と?公民館への道へ。




ハンター達の帰りを待っている間、通り雨で雨宿りしたり、笹舟を作ったり、虫の穴を覗いてみたり。
今日初めて参加したお母さんは、普段車での移動が多いけどそれと比べて子どもとの散歩はあまりにスピード感が違い、今まで見ていなかったものが見えてとっても新鮮!と子ども以上に喜んでいました。

おてんばまなちゃんが柿の下で巻物を発見!
好奇心をくすぐるこのきれいな包みを、なんだろう~?と言いながらクルクルクルクル、まだクルクル・・・。そうして出てきたのは・・・・
緑色の幼虫!!
まなちゃんは引きつった顔で思わず幼虫を振り払っていました。
でも泣かず叫ばず逃げ出さず。すぐに冷静になり「虫、どこにいった~?」と探していました。
それはオトシブミだね。





ハンター達がコガネムシ2匹とトンボを捕まえて、満足気な顔で戻ってきたところでみんなで公民館へ戻りつつ、トンボを捕まえたり、カエルの死骸をじっくり観察したり。はじめに読んだ絵本「うんちレストラン」に出てきたウンチムシにも出会えましたー。
ご飯の後は広い公民館の中で猛ダッシュ競争と紙飛行機作りをしました。

夕方、初参加のお母さんから「帰りに早速虫捕りアミと虫かごを買って、子ども達とトンボを捕まえました!」とメールが。普段は全く散歩をしないし虫捕りもしないけれど、一度体験したらその楽しさにお母さんの方がハマってしまったようです。
親が楽しそうならきっと子どももそれを好きになることでしょう。
そういう意味でも親子参加にして良かったぁ!と改めて感じました。








2015年7月15日水曜日

13. 遊び場の整備の日

太陽の笑い声が聞こえてきそうな青空の日。
風がとっっっても気持ちよくて、外にいてもなかなか汗をかかないほど涼しい陽気の下、先週に引き続き、遊び場にしている山の家とブランコの周りの草刈と竹林整備をしました。

青空を見たのは1ヶ月ぶりくらいかなぁ~。
なんて考えながら田んぼの横を歩いていたら、後ろから楽しそうな笑い声がするので振り返ってみると、キラキラした日差しの下で笑いながら走ってくる娘の姿が。
ただそれだけなのに、なんだかとっても幸せな気持ちになりました。娘もただ笑って走っているだけなのにとても楽しそう~。
大雨続きで4週連続お休みしていたので、早くみんなと遊びたい!いつも以上にそんな気持ちになった一コマでした。







山の家への山道は近所の方が竹を伐ってきれいにしてくださっていたので、気になるものを数本伐っただけですみましたが、草刈の方は手鎌では手におえなかったので、きこり兼教頭先生にお願いして草刈機で刈ってもらいました。
手鎌で草を刈って、ふと顔をあげると行儀良く並んだユリが目に入りました。雨が降り続いた3週間の間にスクッと伸びてきたんですね。しばし娘と2人で見入ってしまいました。

いつの間にか娘も竹林整備の戦力になり、一人前に4本ほど細い竹を伐っていました。
森のようちえんのみんなにも道具を使う楽しさを知ってもらいたい!ので、ボチボチ道具を揃えようと思います。