みんなで家の前の野菜畑やソバの花をぐるりと見て周り、たわわに実がなっているキウイの大木の前に腰掛けて、「今日は何をしようかねぇ~」と相談。
日中は家の中よりも外の方が暖かいので、外で座っていると体がポカポカし、気持ちもほぐれてきます。
話をしているうちに早弁担当のゆかりちゃんがお弁当を広げ、いつの間にかみんなでお弁当タイム。我が家の子犬達も美味しそうなにおいに引き寄せられてフラリと。
果樹園の中を通り、用水路をジャンプし、竹が生い茂った山道を上り山の家へ。
枯れた笹で覆われたちょっと急な山道は滑りやすくて上り難かったけど、2歳のソウちゃんはお母さんに支えられながらも自分で上りきりました!
山の家に着いて真っ先に向かったのは古~い馬小屋。今にも落ちそうな階段を上がっていった2階の倉庫は、薄暗い中に農機具やらゴミやらが散乱して足の踏み場もないけれど、子どもってこういう場所が好きなもの。クウちゃんはリンゴ箱の仕切り、発砲スチロールの蓋、蛍光色の切れたコードなどを引っ張り出してきて両手に抱え、いつでもどこでも階段をこよなく愛するゆかりちゃんは嬉しそうに階段を上っては下りてまた上り、ソウちゃんは初めて見る雑然とした光景にキョトン。
普段だったら「汚いから」と遠ざけてしまうことも、こういう時は子どもの”ワクワク”に付き合えます。
1個だけ残っている柿が気になるソウちゃん。残ってるってことは、たぶん渋柿かなぁ~。
穏やかで静かな1日だったから、虫の声、落ち葉のカサカサ、たっぷり実った稲の黄金色に柿のオレンジ色などの小さな秋が、いつもより大きく賑やかに鮮やかに感じられました。
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