明けましておめでとうございます！
２０１６年もそれぞれのペースで思う存分遊べる場づくりを目指したいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
新年のあいさつから始まった２０１６年最初の森のようちえん。
今日は３組６人の子ども達が集まりました。２歳のツムギちゃんと３ヶ月のヒヅキ君は初参加。
そして、近くにある「御池青少年自然の家」の職員さんが、今後森のようちえんを展開していきたいので・・・ということで見学に来られました。
風が冷たくて強くて、みんななかなか家から出られない・・・。でも天気が良いのにもったいない！と思って
「ねぇ、お外にコッコがいるけど見に行く？」
と声をかけると、１人また１人と外に出てきました。一歩外に出てしまえば、やっぱり風の子！みんなコッコや犬のレンちゃんに夢中になって駆け出していきました。
そのうちユカリちゃんが
「山に行きたい～」
と言い出したので、裏山の栗林へ行くことに。
今日来た子達はみんな犬が好きなので、レンちゃんも一緒に山へ行きました。
常連さんのカイト君リオ君兄弟がタッタカタ～と山道を上り、その後をツグミちゃんが追います。
それまで、人見知りと緊張からお母さんのそばから全く離れなかったのに、スッと一人で歩いていき、トコトコ山道を上りはじめました！
が、途中で靴が脱げてしまい立ち往生・・・。その少し後ろを歩いていたユカリちゃんがツグミちゃんの靴を拾って履かせてあげました。
最近特に、年下の子の世話をすることに喜びを感じている様子のユカリちゃんです。
あらあら、意気消沈しちゃったかしら？と思って見ていると、下り坂で尻餅！上手く歩けないことにイライラしている様子だったので、目に付いた笹の葉を１枚渡してみると、１枚、また１枚と集め始めました。そしてそのうち枯葉でお尻が滑り始め・・・枯葉滑り台～！！
「へへ♪」
と笑いながら下まで滑っていくと、お尻の下には枯葉座布団が出来ていました。
「座布団ができたね！」
と笑っていると、上から下りてきたカイト君がすかさず
「鳥の巣みたい！」
と叫びながら更に枯葉を乗せて、こんもりと盛って鳥の巣を作っていました。
栗林に着いてシートを広げると、ツグミちゃんはお母さんのカバンに頭を突っ込んで、何やらゴソゴソ・・・。ニンマリしながら取り出したのは大きな２つのお弁当！
どうやら、１０時のおやつを食べていなかったので、１１時にはもうお腹がすいてしまったよう。
お弁当のタイミングはそれぞれのお腹具合で、というのがここの暗黙のルールなので、ツグミちゃんは鼻歌が聞こえてきそうな表情でお弁当を広げていました。
すると、カイト君とリオ君が小声で
「ごはん食べる」
ユカリちゃんは大きな声で
「お腹すいたー」
やっぱり毎度の早弁と相成りました。
それでも、一人マイペースに遊ぶオウ君。毎回棒に夢中ですが、今日もやっぱり遊びのパートナーは棒でした。水タンクの下のスペースに枝を収納したり、倒れた木をコンコン叩いてみたり。気のすむまで一人で遊んでいました。
時々吹きつける冷たい風に震えながらのお昼ごはんでしたが、３ヶ月のヒヅキ君は穏やかにスヤスヤと眠っていました。棒好きオウ君はご飯もそこそこに、今度はレンちゃんと遊んでいました。
ごはんの後はカイト君とユカリちゃんが木登りに挑戦！するも、足が届かなかったり、寒さで手がかじかんで思うように動かず根気が続かずしばらくして断念。
風の子達も今日の寒さには完敗！１３時前には薪ストーブでポカポカの家の中へ吸い込まれていきました。
霧島おろしに負けないためには、もっともっと走り回れるよう少し遠いところへお散歩に出た方がいいのかな、と寒さ対策を色々と考えた１日でした。
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