25. 秋の炊き込みご飯♪

久しぶりに曇り空の下での開催となりました。

今日集まったのは常連のくうちゃん、ゆかりちゃんと２回目のあっくんとりんくんの４人。

くうちゃんはニコニコしながら車から降りてきて

りんくんはお母さんを追い越して小走りでみんなの所まで突進！

最後にきたあっくんはちょっとニヤケながらお母さんと手をつないで登場～。そして、「今日は汚れてもいい日なんだ！」と、車の中で話していたとお母さんが教えてくれました。

「今日は何しようかな」というようなみんなのワクワク顔を見ると、私もついついニンマリしちゃいます。

風が冷たくなってきたことだし、お昼ご飯には何か温かいものが食べたい・・・

ということで、今日は炊き込みご飯を作りました！

まずは薪集め。

夜のうちに雨が降ったのか、今日に限ってどの木も濡れてしっとり。木の上にひっかかっていた杉の葉も使えず、仕方ないので新聞紙に頼ってやっと着火成功。

カマドの上に飛び出るほどの火柱にあっくんとゆかりちゃん、りんくんは興味津々！ドキドキしながらも葉っぱや木の枝を放り込みます。
くうちゃんは前回と同じく、火から離れて安全を確保した上で
「ふぅ～～～」

ダッチオーブンにお米と頂き物の椎茸と野菜、野菜のだし汁を入れたら
「おいしくな～れ！」
と声をかけて、あとは炊けるのを待つばかり。

あっち～！けむたい！

「ちょっと山の家までお散歩にいってきま～す♪」

みんながお散歩に行っている間・・・

早弁組はゴソゴソとお弁当を出してきた。

ゆかりちゃん、まずは海苔を取り出しくうちゃんに。

「くうちゃん、海苔そのまま食べてるの？上におにぎりを乗せるんだよ」

「ハンバーグもね」
「梅食べられる？」
世話焼きが好きなゆかりちゃんと無心にほお張るくうちゃん。そのアンバランスさが微笑ましかったです。
そして炊き込みご飯を前にして、お弁当を完食。

お散歩組が戻ってきたところでお昼ご飯。炊き込みご飯はふっくら炊けて、みんなでおいしく頂きました！

焚き火ごっこ

着替えの途中で遊びに来たくうちゃん

穴に座って掘りごたつ♪

帰らない！と座り込みを開始

「巻いて～！」
シートをたたむのだって遊び！

帰る頃には雲が流れて高千穂峰が
少し顔をだす

帰らない！と座り込んだものの、またしばらく遊んだ後に土手から立ち上がり、満たされた顔で土まみれのズボンを手ではらう子。

いつもはマイペースだけど、今日は「友達と一緒に歩いてく」と、途中に止めてある自分の車を通り過ぎてみんなと我が家まで歩いていく子。

「朝ここに着いた瞬間、思わずふっと息を抜いてることに気がついたの！支援センターに行く時は子どもを注意しなきゃいけないことが多くて疲れるから、逆に気合を入れるんだけどね。」

と話してくれたお母さん。

４０分近くかけて来る親子。

森のようちえんがみんなにとって発散して、吸収して、成長する場になったらこんなに嬉しいことはありません。