2015年12月3日木曜日

28. 霧島おろしの季節

今年も霧島おろしの季節到来!
朝から強風が吹きつけ、向かいの畑のビニールマルチがはがれてバッタバタと凧のように舞っていました。

今日は元保育士さん・友ちゃんの手遊び歌でスタート!!
「このおうちに動物がいるよね~?」
少し考えてアオ君が「ニワトリ・・・?」
「そう!ニワトリの歌を歌うね~」
そのあとはアオ君のリクエストで『キャベツ』の歌もみんなで歌いました。
手遊び歌、是非定番にしたい!
『キャベツ』の歌を歌いながら
途中で照れてしまったアオ君





























歌を歌って少し体が温まったところで「今日は何する~?」と聞いたら
「帰りた~い!」とアオ君。(一同:え~~~!?)
今日初めて来たハル君が一人ですたこらお散歩へ行ってしまったので、
「じゃあ、ハル君についていこっか!」
と言うと、ユカリちゃんが走り出した!
ソウちゃんもトコトコついていく。

ハル君の弟リク君は先週歩き始めたばかり。大きい子達はどんどん行っちゃうけど、マイペースに自分で歩き、石を見つけてニンマリ☆



お隣さんちの石垣で、ユカリちゃんは大好きなジャンプ遊び。初挑戦のアツト君はドキドキしながらも一番高い所から!一番大きいアオ君はもちろん一番高い所から!
2歳のソウタ君もまずは登ってみる!

お庭の石臼に水が溜まっているのを見つけたみんな。
水が溜まってる、ただそれだけなのになぜかス~と吸い寄せられちゃう。それが子ども。
石を入れてみたり、どんぐりを入れてみたり。
大人は見てるだけで「あぁ~寒っ!」





隣のおうちを出たところで、ユカリちゃんが「お腹すいた・・・」
久しぶりの杉林でシートを広げ、早弁ちゃんはそそくさと、いただきます~。

ソウタ君は先の曲がった棒を見つけて用水路へ行き「お魚さんとるね」
棒が大好きで好奇心旺盛なハル君は、お気に入りの棒を探してあっちこっち歩き回る。
「子どもって棒が好きだよねー」とお母さん。これはもう、全国共通ですね☆
でもこの日一番のお気に入りは棒じゃなくて、小さな赤い実!
「さくらんぼだよー」と嬉しそうに2粒つまんで見せにきてくれました。

今日初めて来た3歳のハル君。体が大きい分力も強くて、よく行くという子育て支援センターではいつもおもちゃの取り合いになって、「行く度に疲れちゃう」とお母さん。その様子を見た森のようちえんの常連のお母さんがハル君のお母さんをここに誘ってくれました。「ここなら好奇心旺盛なハル君ものびのびできるかも」って。

狭い部屋の中に不特定多数の子ども達が集まる子育て支援センターでは、たっくさんのおもちゃがあるとはいえ、年齢によって好きなおもちゃやキャラクターは必然的に決まってくるので、おもちゃの取り合いは避けられません。
だから、ケンカになっちゃいけない!と、お母さん達が「謝りなさい!」「順番でしょ」「これはうちにあるからあの子に使わせてあげたら」と間に入って大忙し!
子ども達はじっくり遊ぶことができないし、取り合いになったところで自分達で解決する機会も与えてもらえません。そしてお母さんもヘトヘト。

でもそんな子ども達も森のようちえんに来て、外で遊んでる時は少々のことではぶつかりません。
ケンカしたっていいですし、実際にブランコの取り合いになることもあります。
でも、部屋の中での取り合いの時のように意固地になって泣き喚く、ということはなく、また大人の介入もあまり無いので、じっと待っていたり、ブランコがだめならあっち行こう・・・と他のことで気を紛らせたりしています。

ところが同じ子ども達でも、家の中に入っておもちゃを手にすると、すぐに「ギャー!」という泣き声「ボクがやろうとしてたのに~」という声が聞こえてきます。
不思議ですね~。
取り合いしたくなるほど魅力的なおもちゃ・遊具がここには無いからなのか(笑)、他にいくらでも遊びがある・創れるからなのか・・・それはわかりませんが、外にいる時の方が心地よさそうなのは確かです。


陽射しを求め、道の真ん中でお弁当



一番にお弁当を食べ終えたハル君、また一人で棒探しに没頭。
少し離れて見ていた私に「名前は?」
「ようちゃんだよ~」
「おようちゃん、おいでー。一緒に遊ぼうー」
「ようちゃんね」
「おようちゃん、早くおいでー」
とても人懐っこくて、道端で会ったおじさんにもこんな調子で名前を聞いて仲良くなっちゃうそうです。

ブランコを占有しているハル君に年上のアオ君が抗議!
しばらく待った後、あきらめました


突風のような霧島おろしにタオルが飛ばされ、シートもバタバタとはためき、ついにはみんな家の中へと吹き戻されました・・・。
この霧島おろしに負けない秘策を考えねば~!

子ども達が遊んでいる間、先週集めておいた蔓で小さな籠を編んでみました。
今度からお母さん達は、こんな手仕事を楽しむのもいいなぁと思っています。





















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